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サントリーホールディングスのES対策【通過者回答あり】

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サントリーホールディングス株式会社は就活生に人気の企業です。大手飲料メーカーであり人気企業のため、選考の難易度は高いといえます。しっかり選考対策をしておきましょう。
この記事では、サントリーの選考の過去3年分の過去問と先輩の回答を載せています。選考の入口であるエントリーシートの対策について、実際に先輩たちが提出した回答をもとに解説しますので、ぜひ参考にしてください。

【企業研究】サントリーはどんな会社?

ESの対策をする前に、まずはサントリーについて理解しましょう。ここではサントリーの選考に通過した先輩たちが行った企業研究と、その社風などをお伝えします。

サントリーの企業概要

まずはサントリーの企業概要をみていきましょう。

サントリーの事業内容

サントリーは「食品事業」「スピリッツ事業」「ビール事業」「ワイン事業」「健康食品事業」「外食・加食・花・サービス関連事業」「機能会社」「研究開発」の8つの事業を展開しています。「食品事業」とは食べ物ではなく、主に清涼飲料を取り扱う領域です。食品事業では、「サントリー天然水」「サントリー緑茶 伊右衛門」「BOSS」「ペプシ ジャパンコーラ」などを製造・販売しています。

ビール事業では「ザ・プレミアム・モルツ」、ワイン事業では「赤玉スイートワイン」などの商品が有名です。スピリッツ事業では、「山崎」「白州」などのシングルモルトウイスキーや、ブレンデッドウイスキー「響」などを展開しています。

健康食品事業では、食の科学研究技術を活かして、ゴマの健康食品「セサミン」やスキンケア化粧品「F.A.G.E.(エファージュ)」を開発しています。

その他にも、アイスのハーゲンダッツ ジャパンや、世界初の青いバラ「アプローズ」を開発したサントリーフラワーズなど、外食・加食事業や花・サービス関連事業にも取り組んでいます。

[参考元:https://www.suntory.co.jp/company/business/]

サントリーの社風

サントリーは、「やってみなはれ」という価値観をグループ全体で大切にしています。

>やってみなはれ。やらなわからしまへんで。
創業者 鳥井信治郎は未知の分野に挑戦しようとして周囲から反対を受けるたび、この言葉を発して諦めなかったという。
開拓者たる覚悟と責任を問うこの言葉は、時代を超えてサントリーグループのDNAとなり、社員一人ひとりの次の一歩を後押しするドライブとなっている。

[引用元:https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/about/history/]

>Q 社風について教えて下さい
サントリーのDNAの1つである「やってみなはれ」という共通の志を持ち、仕事もプライベートも様々な事に挑戦している社員が多いです。
また一人ひとりが個性を発揮し、そういった挑戦を楽しみながら活動しています。
是非、採用HPやセミナー等の情報から、あなた自身でサントリーを感じとってください。

[引用元:https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/recruit/faq/]

開拓者精神とチャレンジ精神を大事にする社風であることが分かります。人事部メッセージで「新しいことに挑戦できる風土がある」「大きな夢にチャレンジ・実現できるフィールドがある」と記されている通り、新しいことに挑戦しながらやりがいを持って働ける企業であるといえます。

>サントリーには誰もやったことのないことや新しいことに果敢に挑戦できる風土があります。さらに、1人1人の強い意志、スピード感のある行動力、一体感溢れるチーム力で、新たな価値を世界中に届けようとしています!

[引用元:https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/recruit/message/]

>個性あふれる多様な人材がサントリーの原動力であり、多くの新しいこと・オモシロイことを世界中のお客様に届けています。大きな夢にチャレンジ・実現できるフィールドがあります。

[引用元:https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/recruit/message/]

サントリーの求める人物像

社風にもある通り、サントリーグループはチャレンジ精神を大切にしています。サントリーの採用サイトのトップメッセージは動画となっており、社長の新浪剛史氏は以下のように述べています。

>やってみなはれ精神で果敢に仕事と取り組みあう強い社員、強い組織こそが変革を起こし、ビジネスのスピードを速めていくでしょう。そうした変革のトップランナーを目指す、気概にあふれた若い皆さんに一人でも多く会いたいと思っています。そして、共に世界へ挑みましょう。

[引用元:https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/about/topmessage/]

サントリーは、「やってみなはれ精神」で会社に変革を起こしてくれるような社員を求めているといえます。
また、採用サイトのよくある質問では「お酒が弱くても働けますか?」という質問に対して以下のように回答しています。

>お酒の強い・弱いは関係ありません。
酒類に関わる仕事においても、お客様の喜びを創り出すことが仕事であり、お酒を飲むこと自体が仕事ではありません。また、様々な消費者のニーズを捉えるためにも多様な意見を大切にしています。

[引用元:https://www.suntory.co.jp/recruit/fresh/recruit/faq/]

「酒類事業に関わる場合、お酒に強い社員を求めているのでは?」と心配になった人もいるかと思いますが、お酒の楽しさや文化を伝えることが仕事であり、お酒に弱くても問題ありません。

先輩たちが行った企業研究とそのポイント

サントリーは、就活生がどのような価値観を持っているのか、どのような人柄なのかを特に重視しているといえます。ガクチカ等の回答を通して価値観や人柄を評価されるため、自己分析を行い、自分の経験など具体的なエピソードとともに説得力のある回答ができるようにしておくとよいでしょう。

実際に選考通過した先輩の声

飲料メーカーは非常に競合が激しい業界であるため、「どうしてうちじゃなきゃダメなのか」を特に問われる業界であると思う。そのため、第一志望はサントリーであったが他の飲料メーカーの会社にどういう特徴があるのか、また強みや弱みは何なのか、企業理念にはどんな違いがあるのか、どんな人たちが活躍している会社なのかを徹底的に分析した。サントリーを調べていく中で、入社後やりたいことももちろん大切だが、選考を受ける就活生がどんな人物でどんな人生を歩んできたかを大切に面接を行なっている特徴があると感じたので、自己分析は徹底的にした。具体的には就活生に人気である「メモの魔力」という本を参考に人生を振り返り、面接官の鋭い質問にも自分なりの経験をもとに論理的に話せるように工夫した。

エントリーシート(ES)対策「サントリーのESの設問は例年同じような設問」

それではここから実際に先輩たちがサントリーに提出したESを参考に、エントリーシートの傾向と対策を解説していきます。

ESの傾向と対策

サントリーのES攻略ポイント

サントリーのESは、例年同じような設問が多いです。サントリーが大切にしている価値観である、開拓者精神とチャレンジ精神を問われる設問があります。また、入社後に成し遂げたいことを問われるため、事業内容を理解したうえで具体的に回答しましょう。
2021年卒のESでは、白紙に写真などを使って自由に表現するユニークな設問もあります。2020年のESでは、以下の設問がありました。

  • サントリーのビジネス部門で具体的にやってみたい仕事とその理由を書いてください。
  • 『創造』と『挑戦』の経験について、教えてください。白紙に自由に表現してください。
  • 学生時代に力を入れたことを2つ教えてください。
  • サントリーで成し遂げたいことは何ですか?
  • これまでの人生で最大限に頭と体を使ったエピソードを教えてください。(400)

過去3年分の選考の傾向

サントリーの過去3年分の傾向をみてみると、例年同じような設問内容であることが分かります。特に、「創造と挑戦」を行った経験について問う質問が定番のようです。過去に出題された設問が再び出題される可能性が高いため、回答を考えておくとよいでしょう。

2021年卒選考を受けた先輩たちの回答

ここからは2021年卒の選考を受けた先輩たちの実際のES回答をみていきましょう。

設問と回答「サントリーのビジネス部門でやってみたいこととその理由」

サントリーで入社後に、やってみたいことを問う設問です。事業内容や企業の取り組みについて知識が必要な設問ですので、しっかりと企業研究をしたうえで回答しましょう。以下の先輩は、「やってみなはれ」の精神を持ってやりきりたいと回答しており、サントリーの価値観についてきちんと理解できていることが伝わります。

実際に選考通過した先輩の声

日本とは大きく異なった文化を持つ様々な国に、新しい価値を提供していきたいです。 私には●●駅前にフードカーを出店した経験があります。研究室にムスリムの学生が多く、日本での食事に困っている姿を目にしたのがきっかけです。国が違えば、食文化も大きく異なることを実感し、様々な国の文化を、食を通じて多くの日本人に伝えていきたい、と思いこの取り組みを始めました。たくさんのメディアに取材をしていただけたこと、クラウドファンディングを行なったことによって、多くの方々に私たちの想いを伝えることができたように思います。ただ、この取り組みを通じて、逆に様々な国へ行って、そこに新しい文化を伝えたい、と感じました。文化をそのまま輸入するのではなく、現地文化を尊重した上での価値提供です。 文化に寄り添いつつ、これまで無かった新しい価値の創出、最も身近な商品である飲料を通じて「やってみなはれ」の精神を持って、これをやりきりたいです。

設問と回答「『創造』と『挑戦』の経験について、教えてください。白紙に自由に表現してください。」

こちらは、白紙に自由に表現して回答するユニークな設問です。以下の先輩はPCで作成したとのことですが、他にも写真を使って過去に挑戦してきたことをまとめた先輩など、表現方法は人それぞれです。サントリーは開拓者精神とチャレンジ精神を大切にする社風であるため、新しいことに挑戦して変革を起こした経験についてアピールするとよいでしょう。

実際に選考通過した先輩の声

PCで作りました。文章量よりも、当時使用していた資料なども使い、出来るだけ視覚的に分かりやすくアピールすることを心掛けました。 内容は学習塾での計画表を使用した学習習慣文化の創造についてです。

設問と回答「 学生時代に力を入れたことを2つ教えてください。」

ガクチカは、サントリーの面接でも問われる設問です。2つエピソードを問われているため、学校内と学校外でのエピソードをそれぞれ簡潔に回答できるとよいでしょう。

実際に選考通過した先輩の声

主将として、準体育会硬式庭球部の旧態依然の制度を改革し、団体戦優勝を果たしたこと。 飲食店でのアルバイト先のアルバイトリーダーとして売り上げを前年比20%向上させたこと。

設問と回答「これまでの人生で最大限に頭と体を使ったエピソードを教えてください。(400)」

こちらは、ビジネス職を志望していた先輩のESでの回答です。これまでの人生で最大限に頭と体を使ったエピソードについて、「課題に対してどのような対策を考えたのか」、また「目標達成のために実際にどう行動したのか」具体的に回答しましょう。

実際に選考通過した先輩の声

カフェのアルバイトで弾き語りイベントを開催し、60人もの方を集客したことです。来店されるお客様と音楽の話で盛り上がることがありました。カフェで自分達が弾き語りをしたら、普段とは異なるカフェの良さを提供できるのではないか思い、出演者を10人募り開催しました。出演者は県内外で活動されているアーティストの方や学生といった幅広い層に出演していただけるように、自ら足を運びオファーしました。多くの人にきていただけるように、SNSの定期告知や店内のフライヤー展示、また限定メニューの販売等を行いました。特に限定メニューではイベントをより特別な日にするために、イベント開催時期の冬をイメージしたケーキ、ドリンクを考案し自ら製作しました。当日はイベント、限定メニュー目当てそれぞれの集客に成功し特別な日にできました。この経験から自ら新しいことを企画し実行することの楽しさとやりがいを感じました。

設問と回答「サントリーで成し遂げたいことは何ですか? 」

入社した後、どのようなことを成し遂げたいのか問う質問です。サントリーで成し遂げたいことを問うことで、「同業他社ではなくサントリーでなければならない理由」をみられているといえます。以下の先輩のように、「やってみなはれ」の精神などサントリーならではのキーワードを含めて回答できると、志望度の高さが伝わりますね。

実際に選考通過した先輩の声

「やってみなはれ」の精神と共に日本文化を起点に世界を豊かにしたい。日本の飲食メーカーの海外展開において貴社は先駆者だ。私は幼少期より己の意見を常に持ちそれを表現する子供だった。しかし小学校6年から中学卒業まで体が小さかったことと「日本の同調圧力」によりそれは押さえつけられてきた。そんな自分を変えたくて海外へ留学を決意した。初回の授業で「英語が話せなくてもいいから君の考えを教えろ」と叱られ衝撃を受けた。異文化との出会いで私は救われた。挫折を乗り越え手にした挑戦心を胸に、自由闊達を理念として掲げ日本人としてのプライドを持って創られた貴社の製品と共に日本の文化を世界へ広め豊かな社会を実現したい。

2020年卒選考を受けた先輩たちの回答

ここからは2020年卒の選考を受けた先輩たちのESを紹介していきます。

設問と回答「趣味特技 」

2020年卒のESでは、趣味特技欄も設けられていたようです。以下の先輩は、料理や食べ歩きなど、飲料や食品を取り扱うサントリーに関連付けられそうな趣味をアピールしています。積極的に挑戦する性格をアピールしている点も、社風にマッチした人材であると印象付けられそうですね。

実際に選考通過した先輩の声

したことのないことは何でも積極的に挑戦する性格!なので、多くのことに興味を持っています。
特技:4歳から始めたスキー
趣味:アコースティックギターでの弾き語り(十八番はスピッツのチェリー)、料理(弁当作り)、食べ歩き、ボウリング(最高スコア156)

設問と回答「ビジネス部門で実際にやってみたい仕事・理由」

2021年にも、サントリーで成し遂げたいことなど入社後の目標を問う質問がありました。以下の先輩は、若者のビール離れに焦点を当てて企画してみたい販売促進のアイディアを詳細に記載しています。アイディアの数の多さから、サントリーに対する熱意が伝わりますね。

実際に選考通過した先輩の声

ビール市場は世界で拡大している一方で、現在国内では「若者のビール離れ」が進んでいます。 私はビールが大好きですが、確かに私の周りは男子でさえもあまり進んでビールを飲む人はいません。 そこで私は、①シャンディガフやレッドアイ等ビールが苦手な方でも飲みやすい「ビールカクテル」を新たな商品として開発することを推し進め、ビールが苦手な女性や若年層をターゲットに販売促進を行ってみたいと考えます。

※例えば、「1杯目はビールでしょ!」という際にビールが飲めない人がいても、ビールカクテル缶があれば雰囲気が壊れないと思います
※貴社のサイトのレシピページは、料理がメインでお酒のレシピは隅に追いやられています。カクテル検索をしてもビールカクテルは5つしかヒットしません。(ビール カクテルで検索しても他のレシピWEBメディア等のまとめサイトが先にヒットしてしまい、勿体無いです)また「インスタ映え」を意識したレシピを公開しても◎

また、東京五輪が来年に迫っています。貴社は協賛企業ではありませんが、②五輪競技ではないマイナースポーツ(ボウリング、囲碁・将棋、弓道、ビリヤード等)の後援を行い、試合後の一杯に貴社のビールを飲んでもらうように進めてみてはいかがでしょうか。
「五輪競技だけがスポーツだけじゃない」「頭脳の格闘技だ!」と銘打ってCM展開をしても面白いですし、 来る大阪万博に向けて貴社のウイスキーと同様、美味しいビールの知名度を上げていきたいです。

設問と回答「今までの人生における挑戦または創造の経験について」

2021年卒と同様の設問です。サントリーは挑戦と創造を大切にする社風であるため、具体的なエピソードを回答することで企業にマッチしていることをアピールしましょう。

実際に選考通過した先輩の声

・料理サークルについて
私は大学進学と同時に一人暮らしを始めたのですが人並に料理ができればいい、という軽い気持ちで料理サークルに入りました。週一回の料理活動に参加することで料理の楽しさを知り、自炊し、毎日弁当を作るようになりました。
副会長に就任し運営側になってからは、部員に積極的な参加を促すために新しい企画を始めました。 一つは毎週作る料理をデータと紙でまとめて学期末に配布するレシピブックの製作です。今までの成果が目に見えてわかり、かつ今後料理をする時にためになると好評でした。 もう一つは班毎にテーマの食材を決めて料理の腕前を競うコンテストです。順位を決めるための得点化が難しかったですが、皆のやる気向上に繋がり、合宿のメインイベントとなりました。
そして部員の参加意識を更に盛り上げるという目標を達成することができました。新しい具体的な行動を起こし成功したこの経験は私の大きな自信となりました。

2019年卒選考を受けた先輩たちの回答

ここからは2019年卒の選考を受けた先輩たちのESを紹介していきます。

設問と回答「サントリーのビジネス部門で具体的にやってみたい仕事とその理由を書いてください。」

2021年卒のESと同様の設問です。過去の経験とからめながら、説得力のある回答を心掛けましょう。

実際に選考通過した先輩の声

「国内営業」を通じ、お客様に最も近い距離から、サントリー商品の価値・魅力を伝え、常に相手の立場を考え、真のニーズを把握する力を身に着けたい。この力は、全ての仕事の土台であると感じ、“真のサントリアン”として自分自身を成長させたいと考えた。持ち前の「コミュニケーション力」と不登校生徒の家庭教師経験で培った「信頼関係構築力」を活かし、何事にも粘り強く挑戦するという信念の下、“幅広いカテゴリーで強い商品を持つ貴社でこそ成せる営業提案”を行っていきたい。

設問と回答「今までの人生における『挑戦』または『創造』の経験について」

2021年卒2020年卒のESと同様の設問です。3年間同様の設問がされていることから、サントリーのESでは定番の設問だといえます。サントリーの価値観についてきちんと理解したうえで、回答しましょう。

実際に選考通過した先輩の声

中高時代はオーケストラでクラリネットをやっており、運動とは無関係だったのですが、大学では何か新しいことを真剣にやってみたい、運動部という厳しい環境で自分を成長させたいという想いでラクロス部に入部し、キーパーの役目であるゴーリーというポジションにつきました。運動部経験者が多い中での活動は想像以上に厳しく、2年生の頃まではなかなか公式戦に出ることができずに悔しい思いもたくさんしましたが、部活がない日でも自主練や筋トレをやったり、自分の弱みを克服するために独自にトレーニングを調べてやったりと、周りの人以上に努力を重ね、3年生の頃からはAチームに上がって公式戦に絡むことができるようになりました。最高学年になった今では、ゴーリー全体を率いてチームのディフェンスを創る存在として活躍していると自負しております。

また、部活動を通してラクロスの技術以外にも様々な経験をしました。例えば、企画、運営まですべて自分たちで行った海外遠征です。ラクロスの発祥の地はアメリカで、日本よりもプレーのレベルが圧倒的に高いため、現地に遠征することに決めました。現地の高校生と試合をしたり、世界のトップ選手のプレーを生で観たり、実績のあるコーチに直接指導してもらったりと、たくさんの刺激を受けることができました。また、新入生の勧誘活動にも力を入れています。学校の構内に立って見ず知らずの新入生に話しかけて連絡先を教えてもらったり、ラクロスに興味がない新入生に対してもイベントや体験練習に来てもらうため、連絡を続けたりします。そこで部活の魅力を伝えるのはもちろんのこと、入部したらその新入生にとってどんなメリットがあるのかを提示して、入部につなげます。

これらの経験から、体力や根性はもちろんのこと、自分に足りていないことを徹底的に考えて課題を解決する力、逆境においても常に前を向いて上を目指す精神力、厳しいことも言ってくれて互いに高めあえる大切な仲間を得ることができたと思っています。

サントリーのESの傾向

ここまで、サントリーのESの傾向と対策をまとめてきました。サントリーのESは例年同じような設問で、開拓者精神とチャレンジ精神を問う設問が例年出題されています。サントリーの価値観や社風を理解したうえで、企業にマッチした人材であることをアピールしましょう。